2008年1月8日 茅ヶ崎市サーフィン業組合 理事長 伏見康博

1.

茅ヶ崎中海岸は50年で海岸線が50メートル後退した侵食が著しい海岸です。この対策として平成19年より相模ダムから土砂運搬により年間3万立米を10年間投入し砂浜幅50メートルを回復する事業計画が始動した。
これ以外にもパークと親しまれる1中下東側にも土砂投入が決定しており、投入後は菱沼海岸東側方向の海岸も拡幅が予想される。
(藤沢土木事務所なぎさ港湾課)シンポジウムおよび県資料

2.

相模川河口には上流からと海からの土砂が川底に堆積しているが、これまで国交省が定める砂利用途規制から「河川区域以外に砂を持ち出せない」の趣旨から再利用できないと考えられていたものが海岸再生にこの土砂が茅ヶ崎海岸にも利用できる事になった。
神奈川新聞08.1.5(茅ヶ崎市海浜課)永田てるじ氏確認

3.

茅ヶ崎海岸の多くが、先の台風9号で岸際が深く侵食されサーフィンに適した波が発生しない状況が広がっているが、やや水深の深いところに移動したそれらの砂はじょじょにもどりつつあるので、暫くの後小さなうねりでも再びサーフィンが可能になると専門家。
(土木研究センター・なぎさ総合研究室)茅ヶ崎市サーフィン業組合勉強会


2007年12月12日『茅ヶ崎海岸 浸食問題を考えるセミナー』の開催報告はこちら→